Pythonのパッケージ管理システム『pip』のインストールとアップグレードについてはググっても英語の情報が多いということに気がつきましたので、備忘録として実際に行って結果を得られたコマンドを書いてみました。
CentOS7でPython 3.5を主に使用したいため、pipを最新版にアップグレードしようとしましたが、簡単には実行できず。バージョン2.7も入っているため、整理してみました。
コマンドラインで以下を試してみた結果、成功しました。
【python3.5の古いpipのバージョンをupgradeする】
sudo python3.5 -m pip install --upgrade pip
【pipのバージョン確認】
以下のコマンドの場合、バージョン2.7のバージョンが表示されました。
python -m pip --version
pip 18.0 from /usr/lib/python2.7/site-packages/pip (python 2.7)
以下のコマンドの場合、バージョン3.5のバージョンが表示されました。
python3.5 -m pip --version
pip 18.0 from /usr/lib/python3.5/site-packages/pip (python 3.5)
(このコマンドも上記と同様の3.5の結果が出ました。pip --version
)
【pipとは】※Wikipediaより
pip(”Pip Installs Packages” または “Pip Installs Python”)はPythonで書かれたパッケージソフトウェアをインストール・管理するためのパッケージ管理システムである。多くのPythonパッケージは、Python Package Index (PyPI) 上にある[1]。pipはPython 2.7.9以降、Python 3.4以降からデフォルトで付属するようになった。